最適なコンタクト

ドライアイ

ドライアイという言葉をよく耳にしますが、ドライアイとはいったいどんな症状なのでしょう。 ドライアイは目を保護する涙液が不足し、目の表面が乾いてしまう症状で目の乾燥感だけでなく、異物感・目の痛み・まぶしさ・目の疲れなど不快感を生じます。 コンタクトレンズは涙の力を利用して目の表面に浮かんでいる状態です。この涙をコンタクトレンズが吸い取ったり、 涙が蒸発することで涙の状態は変化しやすくなるのでドライアイになりやすくなります。 すでにドライアイの人はソフトコンタクトレンズを装着し続けると症状が進んでしまう恐れもあるので、酸素透過率が高いハードコンタクトレンズをお勧めします。

乱視

乱視はレンズの働きをする部分がゆがんでいるため、焦点が合わない状態を言います。 そのため乱視の人は乱視用のコンタクトレンズを装着しなければいけません。 乱視用コンタクトレンズは、正しい位置に固定されていないと、ゴロゴロと違和感を感じてしまい長時間使用することができません。 乱視用コンタクトレンズを選ぶ際には、レンズが回転しない安定性のあるコンタクトレンズを選ぶようにしましょう。 また、乱視用コンタクトレンズは、通常の近視用コンタクトレンズよりもレンズが若干厚くなるため、付け心地が悪くなる傾向があるので 通常の近視用コンタクトレンズよりも薄さに意識して、つけ心地の良いレンズを選びましょう。

老眼

老眼の症状は、遠くはよく見えるけれど、近くが見づらい状態で、近くを見るときに少し離すと見やすくなったりします。 一般的に40歳を過ぎる頃からピントが合わせにくくなるという自覚症状が現れ始め、徐々に進行します。 老眼の人に最適なのが遠近両用のコンタクトレンズです。遠近両用のコンタクトレンズは、遠近両用メガネのように目線を切り替える必要がありません。 それは、脳の同時視という機能を利用し見たいものにピントを合わせるため目線をずらす必要がないのです。

スポーツや旅行など

スポーツをするとき、旅行などに合わせてコンタクトを変えてみるのもよいでしょう。 スポーツをする時はハードコンタクトレンズだと目から外れやすく、しかも高価なのでソフトコンタクトレンズがお勧めです。 しかし、激しい動きのあるスポーツは衝撃でコンタクトが落下しやすくなるのでコンタクトレンズはあまり向いてません。 また、旅行に行くときは、使い捨てタイプの1dayがお勧めです。 ケア用品を持っていく必要がなく、特に海外旅行では液体を手荷物で持込むには制限がありますので、小分けにして持ちこまなければなりません。 そして、旅行先で落としたりしても、使い捨てなら新しいものにすぐに取り換えられます。